伯耆町議会 2008-06-23
平成20年 6月第 5回定例会(第1日 6月23日)
平成20年 6月第 5回
定例会(第1日 6月23日)
伯耆町告示第47号
平成20年第5回
伯耆町議会定例会を、次のとおり招集する。
平成20年6月16日
伯耆町長 住 田 圭 成
1.期 日
平成20年6月23日
2.場 所
伯耆町議会議場
───────────────────────────────
〇
開会日に応招した
議員
遠 藤 俊 寛 細 田 栄
影 山 辰 雄 小 村 公 洋
角 田 純
長谷川 盟
野 坂 明 典 大 森 英 一
中 田 壽 國 幅 田
千富美
大 江 昇 入 江 正 美
柳 清 茂 郎 田 邊 公 教
西 郷 一 義
───────────────────────────────
〇応招しなかった
議員
勝 部 博 史
───────────────────────────────
この19年度におきましては、特に雪
不足という大変
指定管理者の営業努力以外の条件によりまして、そういう厳しい条件の中でも一生懸命頑張っていただき、そして19年度のシーズンにおきましても一生懸命頑張っていただいて、かなりの成果といいますか、
指定管理者に出したその成果というものはうかがえるわけであります。そのことがまた
住民サービスにもしっかりつながっているというふうに評価をいたしているところでございます。
そして、索道
事業のこれからの展開、現状を踏まえてという意味もあろうかと思いますが、この
幅田議員からの御
質問にありました御意見というものは、
指定管理者制度を導入する段階におきましても
議員さんの意見として承っておりますが、町としては索道
事業等の観光
行政としてなくてはならない存在として
議会に協議をさせていただいて、この索道
事業も管理者
制度の導入について同意をいただいたところでございます。そうした経過を踏まえて、今、
指定管理者制度の導入によります検証を含めて、今後
施設の更新とかいろんな問題等も含めながら、将来にわたっての検討はしていかなければならないと思っておりますけれども、現段階の索道
事業特別会計の中でこれまでの
累積赤字、この
特別会計の
歳入の主たるものは
指定管理料でございますので、これまでの投資額に比べましていわゆる
歳入の
不足が生じたということで、今回
専決処分をさせていただいたものでありますので、御理解をいただきたいと思います。
○
議長(
西郷 一義君) 11番。
○
議員(11番
幅田千富美君) 昨年度、雪
不足のためにそうだというふうに言われましたけれども、それは向こうの
指定管理者の営業努力ということになるわけですけれど、どうなろうとも600万ぐらいは町に受け取るということになった
会計になっているわけですけれども、私が申し上げますのは、
補正予算を組んで機器を修理したと。リフトを修理したと。そしてその修理の後、また本年度の
予算では本年度また
補正予算が上がってきてるけど、新たな修理が出てきてるという
状況のもとで、今後どう展開されるのかということ。
それから、後日の
提案されております、ここで論議するには当たらないかなと思いますけれど、この
指定管理者自身が先行してしなきゃならないような
内容になってきている。そして当時、7人いらっしゃった職員はもう1人しか残っていらっしゃらない。この安全に管理を運営していかなきゃいけないこのリフトの
事業が、本当に不安なくなるのかと。もう一人が事故に遭うというようなことがあった場合には、あの鬼の館の事故だって2年も延々と延びて、そして1,400万も払うというような
状況になってるわけですからね。本当に周辺の
人たちに、それから町民にも多大な負担を負うというようなことにはなってはならないというようなことから、どのような総括をなさっているのかなと。雪
不足というただそれだけのことではなくて、経営も含めて。
といいますのが、
決算書に上がってこないんですからね。この間いただきました観光
事業団は解散してるわけですから、そうした
決算書が
議会の方には出てこないんですよ。美術館だとかそういった
施設などは出てくるんですけれど。はかりようがないのでね、そのあたりも監査されてどうであったのか。帳簿類を監督していくという責任があるわけだから、この間どのような
決算報告を受けて、どのような指導をなさってきたのかなというところの辺をお聞かせ願いたいと言っているところなんですけれど、それに対しての回答がないので再度お尋ねいたします。
○
議長(
西郷 一義君)
町長。
○
町長(
住田 圭成君) 今御審議いただいておりますのは
専決処分でございまして、現実にこの
特別会計の中で赤字を生じたものを
専決処分したものでございまして、ただいま御指摘のような事案につきましては
予算の審議なり、あるいは
決算の審議の中で十分御意見をいただきたいと思います。
○
議長(
西郷 一義君)
幅田議員、11番。
○
議員(11番
幅田千富美君) 繰り上げ充用が2,280万の赤字を、当初は600万入るので、それで解消していくというような腹づもりのことを、何年かけてというような腹づもりのことをおっしゃっていながら、年々と負担がふえているどころか持ち出し、
補正を組み、この間でもこの繰り上げ充用の数字ではあるけれど、この1年間の活動されたその結果としてこの繰り上げ充用が上がっている、赤字補てんが上がってきているわけですので、その結果についてその数字が出てきてるわけだから、ただ数字だけいろってるような議論をしとたっていけないわけですからお尋ねしてるんです。この1年間の
指定管理者として
指定されたその業者がどのように展開されて、そして
行政の方はどのような指導監督をされてきたのかという点をお尋ねしているところなんですよ。それに対して何にもなしで、数字だけですがみたいなことで議決をとられるということはいかがなことかと思ってるんです。
決算書が上がってきてたならいいですけれど、そういうものは
報告のあれになっていませんから、
指定管理になってしまっちゃって。ですので尋ねているわけです。
○
議長(
西郷 一義君) 斉下課長。
○
地域再生戦略課長(斉下 正司君) ただいま御審議いただいております
議案第65号の索道
事業会計の
専決処分ですけども、この中身であります赤字部分、これは
指定管理者に出す以前、索道
事業会計が企業
会計だったころに発生したものでございまして、
指定管理者の経営とは何ら関係のないものでございます。
指定管理者制度を導入する以前の赤字部分が2,680万円ございました。その後
指定管理者を導入いたしまして、19年度
決算によりまして節、貸し付け収入、いわゆる
指定管理者からいただいている収入が600万円ございます。赤字部分、
一般会計に
返済した2,680万を除きまして約400万円の余剰金が出ましたので、この余剰金を引きまして19年度末におきましては赤字部分はその余剰金部分が解消されて、2,680万円から約2,270万円に減少しております。そのように余剰金の
不足がありながらこの
返済を行って、赤字を解消していきたいということでございますので、御理解いただきたいと思います。
○
議長(
西郷 一義君) これにて
質疑を終結いたします。
これより
討論に入ります。
原案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
西郷 一義君) 次に、
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
西郷 一義君) これにて
討論を終結いたします。
これより採決をいたします。
本案は、
原案のとおり
承認することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
西郷 一義君)
起立多数であります。よって、
本案は、
原案のとおり
承認されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第7
議案第66号 から
日程第15
議案第74号
○
議長(
西郷 一義君)
日程第7、
議案第66号から
日程第15、
議案第74号までの9
議案を審議の都合上一括
議題といたします。
町長に
提案理由の
説明を求めます。
町長。
○
町長(
住田 圭成君) 66号から74号まで一括上程をいただきましたので、
議案に沿って
提案理由の
説明を申し上げたいと思います。
まず、
議案第66号、
伯耆町
監査委員条例の一部改正についてでありますが、
本案は地方公共団体の財政の健全化に関する法律の一部施行により、健全化判断比率と公営企業の資金
不足比率について
監査委員の審査に付した上で
議会に
報告し、公表することとされたため、
監査委員の審査に付する書類等についての規定を改正することについて本
議会の議決を
お願いするものでございます。
次に、
議案第67号、
平成20年度
伯耆町
一般会計補正予算(第3号)についてでございますが、
本案は
平成20年度
伯耆町
一般会計予算につきまして
補正するものであります。
補正予算の主な
内容は、
歳入では町が取り組む移住定住
事業を対象とした県交付金の新設に伴う県支出金の増や、索道
施設修繕の財源とする公共
施設等整備基金の取り崩しによる繰入金の増等でございます。
歳出では、4月人事異動による人件費の調整、本庁舎空調設備や清掃センターごみ計量器などの
施設修繕費の増、またこのたび
平成の名水百選に選ばれました丸山「地蔵滝の泉」の周辺整備のほか、索道
事業特別会計など各
特別会計への繰出金の増によるものでございます。
補正額は5,218万円の増額となり、
補正後の
歳入歳出予算の
総額は59億7,600万円となります。
歳入の主な
内容を申し上げますと、県支出金を444万3,000円の増、繰入金を1,900万円の増、繰越金を1,999万円の増、諸収入を874万7,000円の増としております。
歳出の主な
内容を申し上げますと、総務費を2,759万7,000円の増、衛生費を1,241万9,000円の増、農林水産業費を1,517万2,000円の減、商工費を2,500万5,000円の増、教育費を1,542万9,000円の増といたしております。よろしく
お願いをいたします。
次に、
議案第68号、
平成20年度
伯耆町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、
本案は医療費の増加に対応するため及び医療
制度改正に対応するための諸経費等を
補正するものであります。
補正の額は
歳入歳出それぞれ36万7,000円増額し、
予算の
総額を12億2,536万7,000円とするものであります。
主な
内容を申し上げますと、
歳入では療養給付費等交付金10万円の増、繰入金26万7,000円の増であります。
歳出では、総務費48万4,000円の増、保険給付費34万円の増、前期高齢者納付金13万9,000円の増、保健
事業費23万7,000円の増、予備費が83万3,000円の減といたしております。よろしく
お願いをいたします。
次に、
議案第69号、
平成20年度
伯耆町
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、
本案は人事異動に伴う職員人件費について
補正を行うものでございます。
補正の
内容につきましては、
歳入歳出予算総額を
変更することなく支出の項目について
変更するものでございます。
補正額につきましては、簡易水道費21万7,000円の増、予備費で財源調整いたしておりまして、21万7,000円の減といたしております。
次に、
議案第70号、
平成20年度
伯耆町
小規模水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、
本案は老朽化した配水管の漏水により、藍野集落及びペンション村の一部が断水するおそれがあるため、修繕及び配水管の布設がえを行うための費用を
補正するものであります。
補正額は500万円の増額となり、
補正後の
歳入歳出予算総額は907万5,000円となります。
歳入につきましては
一般会計繰入金500万円の増、
歳出につきましてはペンション水道管理費500万円の増といたしております。よろしく
お願いをいたします。
次に、
議案第71号、
平成20年度
伯耆町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、
本案は人事異動に伴う職員人件費について
補正を行うものであります。
補正額は122万1,000円の減額となり、
補正後の
歳入歳出予算総額は2億7,422万8,000円となります。
歳入につきましては
一般会計繰入金122万1,000円の減、
歳出につきましては農業集落排水
事業費122万1,000円の減といたしております。よろしく
お願いをいたします。
次に、
議案第72号、
平成20年度
伯耆町
索道事業特別会計補正予算(第2号)について、
本案は桝水高原第1リフト及び第2リフトの設備の耐用年数が超過しており、減速機のオイル漏れ、鋼索の腐食など設備修繕のための費用を
補正するものであります。
補正の
内容につきましては、
歳入歳出それぞれ1,921万5,000円を追加し、
予算の
総額を
歳入歳出それぞれ4,805万7,000円とするものであります。
歳入につきましては繰入金1,921万5,000円の増、
歳出につきましては索道
事業費1,921万5,000円の増でございます。よろしく
お願いをいたします。
次に、
議案第73号、
平成20年度
伯耆町
地域交通特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、
本案は職員人件費につきまして
補正するものであります。
補正額は47万1,000円の減額となり、
補正後の
歳入歳出総額は1億1,415万9,000円となります。
歳入につきましては
一般会計繰入金47万1,000円の減、
歳出につきましては総務管理費、同額の47万1,000円の減といたしております。よろしく
お願いをいたします。
次に、
議案第74号、
伯耆町公の
施設に係る
指定管理者の
指定の
変更についてでございますが、
本案は
伯耆町桝水高原リフト及び桝水フィールドステーションの
指定管理者の
指定を株式会社宮崎
伯耆営業所からエムケイ開発株式会社に
変更するものでございます。この
変更は、株式会社宮崎が観光
事業部を分社し、観光
事業を新会社であるエムケイ開発株式会社に継承するに当たり、
指定管理業務に関する権利及び義務の全部を新会社であるエムケイ開発株式会社に継承させるために行うものであります。
なお、
指定管理者の
指定の際に
決定いたしております
指定期間、
指定管理委託料、預託金、
施設の賃貸料等諸条件に関する
変更はございません。よろしく御審議いただきますよう
お願いをいたします。
以上で一括上程をいただきました
議案についての
説明を終わります。
○
議長(
西郷 一義君) これで
提案理由の
説明を終わります。
以上9
議案は来る6月27日に
質疑、
討論、採決を行う予定であります。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第16
議案第75号
○
議長(
西郷 一義君)
日程第16、
議案第75号、
岸本放課後児童クラブ事故の
和解についてを
議題といたします。
町長に
提案理由の
説明を求めます。
町長。
○
町長(
住田 圭成君) 上程いただきました
議案第75号、
岸本放課後児童クラブ事故の
和解についてでございますが、
本案は
平成19年4月20日にあった岸本放課後児童クラブの事故につきまして、被害児童の親権者に損害賠償金8万7,010円を支払うことで
和解をいたしたく、本
議会の議決を
お願いするものでございます。よろしく
お願いをいたします。
○
議長(
西郷 一義君)
説明が終わりましたので、これより
質疑を許します。
〔
質疑なし〕
○
議長(
西郷 一義君) これにて
質疑を終結いたします。
これより
討論に入ります。
原案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
西郷 一義君) 次に、
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
西郷 一義君) これで
討論を終結いたします。
これより採決をいたします。
本案は、
原案のとおり可決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
西郷 一義君)
起立全員であります。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
○
議長(
西郷 一義君) 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。大変御苦労さんでした。
午前9時50分散会
───────────────────────────────...